【初期刀の部屋で】雅じゃないッ!【エロ本見つけた】
注意
この小説にはちゃんねる風な要素と、
小夜さに要素のような何かが含まれます
【初期刀の部屋で】雅じゃないッ!【エロ本見つけた】
1:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
審神者経験豊富な方々助けて
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
とかやってる場合でないの、どうすんのこれ、どうすんのこれ
2:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
アキラメロン
3:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
そうだ奴らだって男だ刀剣男士だ
付いてるならしょうがねえや
4:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
よかったな!今夜のおかずゲットじゃないか!
5:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
今夜のおかずゲットだぜ!
6:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
俺氏本丸、エロ本は本丸の回り物
俺セレクト
ウケは良い
7:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>6
kwsk
8:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>6
kwsk
9:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ひょんなことで顕現されてしまった刀剣女士と一騎打ち(いみしん)に夜戦(いみしん)にゃんにゃん…!にゃんにゃん…!!
10:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>8
服は要らぬ!ZIPでくれ!!
11:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なお一番食い付いたのはおや、誰かきたようだ
12:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
惜しい11を亡くしたな…
さておれもエロ本借りパクしに行くか
13:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>12
返してあげてwww
14:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
(´;ω;`)
15:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なんだなんだ
16:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
(´;ω;`)1だよ!助けて!この手のものをどうすればいいの!
17:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
まずは懐に入れるな?
以上
18:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
完全勝利S
19:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
解散!解散じゃ!
20:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
いや待ておまいらよく見ろ
21:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
よく見たら液晶には付喪神ではない化け物の姿が……お、おれだ……
22:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>21
これで涙拭けよ
つ●
23:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>22
馬糞のこと鯰尾って言うのやめろよ!
24:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>23
言ってねえよwww
25:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
そうだ待て1はおにゃのこなのか
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
26:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>25
その短刀しまえよ
27:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
あ
28:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
?
29:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>1
雅、1の初期刀は雅なのか
30:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
( ゚д゚)
31:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
( ゚д゚)
32:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
( ゚д゚ )
33:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>32
こっち見んなwww
いや待てそうか1の初期刀は雅か!
34:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
気持ちは分からんでもないがお家事情を考えるとさらに分からんでもないぞ
35:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>34
どういう
36:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>35
ヒント:春画展
37:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
それ答え
38:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
とにかく1はスペックはよ!
39:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
スペックといっても何を書けばいいか…
私
・審神者♀
・初期刀:歌仙兼定
歌仙兼定
・初期刀
・えろ本の所持者
ぐらいかな???
40:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
情報少なすぎんだろ!
41:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
まあ審神者制度的にそう晒せねえわな
42:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
43:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>42
いいからその短刀しまえと
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
44:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>42>>43
検非違使さんこっちです
45:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
とりあえず1はコテハンよろ
46:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
とりあえず、これで
で、(´;ω;`)どうすればいいの?
47:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
どういうエロ本なのかkwsk
48:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
やはり春画なのか
49:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
浮世絵か…あれで抜くとかさすが之定が一振り……
50:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
春画うp!春画うp!
51:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
うpしてどうするというのか…
とにかく皆が想像してるのとは違うよ!違うんだよ!
寧ろ普通のだったらここまで困惑してないから!!!
52:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
1はもったいぶってないでエロ本うpはよ!
バンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄ ̄
53:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
そうだいくら暖かくなってきたといっても全裸じゃ風邪ひくだろ!
54:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
55:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
うpしない!うpしないから!!あと服ぐらい着て!
つ靴下
エロ本っていってもあれだから春画じゃないし実写でもないというかなんというか、あれなん!同人誌なんだ!
56:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
57:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
58:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
59:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
え
60:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
それは俗に言う薄くて高い本のことですか…?
61:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
薄くて高い雅な本…?
62:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
\MIYABI/\MIYABI/
63:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
はよ!うpはよ!!
バンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄ ̄
64:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
だっ、駄目なんじゃないかなうpは…
とにかくそう歌仙の部屋で同人誌、それも成人向けを発見してしまった私はどうしたら…!!
それも一冊じゃない!この手にあるのは一冊だけど!
いっぱい!いっぱいあった!
65:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
成人向けというより成刀向けだな
66:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>65
「そう…。そのまま飲みこんで。僕のエクスカリバー…」
67:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
それは聖剣向けだwww
68:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
いやまああれだ、わりと多いらしいぞ審神者絡みの同人誌持っているパターン
69:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
だな
70:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
主ガチ勢とかいるもんなあ…まあ無くはないわなあ…
71:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
しかしそうか雅が審神者ものを…
72:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>71
「そうだ…。そのまま飲みこんでくれ。僕の歌仙兼定…」
73:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
っくっそwww
74:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ヤメロwww37人目にされるぞwww
75:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
違う!違うぞ!審神者絡みだけどそうじゃないぞ!
76:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
何が違うんだ?
まさか女審神者攻…?さに歌…?
77:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ガタツ
78:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ガタッ
79:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
80:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>79
だからおまえはその短刀をしまえと
ふぅ…
81:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
>>79>>80
万死
他人事だと思って!あと女審神者攻でもない!
小夜さにだもん!今この手にあるのは小夜さにだもん!
82:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ショタおねはよいものです
83:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
えっ小夜さに?
84:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
それは小夜左文字×女審神者という意味でよろしいか
85:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
そうして成人向けつまりエロだと
86:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
>>84>>85
そういうことですよ!あってますよ!
うちの歌仙が小夜左文字×女審神者のR-18な同人誌持ってたの主どうしたらいいのかわからない!泣いた!
87:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なんということだ なんということだ
88:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
つまり歌仙は同志だったのか…ショタおねはいいぞ!
89:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>88
おねショタもいいぞ!
90:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>89
_ /
|T ̄て ̄ ̄`ー-<
||  ̄\ ヽ
|/ \\ _|
_|\__ 、\\)/L|/
(_(_\_)_)ノ
91:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
和睦
92:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
和睦はよいものだけど!そうじゃない!そうじゃない!1を助けてくれ!くれ!
主は赤疲労!
(」・ω・)」SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
93:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
助けてくれと言われてもなあ…
94:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
助けようがない
95:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
歌仙は1に対して何かしてきたことはあるのか?小夜さに的な意味で
96:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なんだ歌仙は仲人か
小 夜 さ に の
97:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
仲人<これだけならどんなに良かったことか
98:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
歌仙兼定
刀装:小夜さに本 特上
99:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なんということでしょう
100:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>98
レシピ教えてください
101:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
小夜さに的な何かを感じたことはない…と思う。普通だよ、皆の本丸の雅な歌仙兼定となんら変わりないよ!
102:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>101
うちの文系名刀(?)は小夜さに本は持ってない
103:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>102
では何を持っているというのか
104:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>102
kwsk
105:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
それはだな…おっと誰か来たようだ
106:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
105は37人目になったのだ…
107:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
1が何も感じていないならもう何もしなくていいんじゃないか?
108:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
解散!解散じゃ!
109:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
よくない!よくないよ!
雅の主はこの手に持った小夜さにR-18をどうすれば良いというの!
どんな顔で歌仙に会えばいいんだ!
110:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>109
「歌仙、一緒に本読もっ???」
111:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>110
これだ
112:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>109
「残念ながら私は小夜歌派でな…それ以外認めない」
113:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>112
それだ
114:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
>>110>>112
貴様らの罪は重いぞ!
うっうっ酷いよ!酷いよ!他人事だと思って…!
助けて!ということでこの後の行動を安価
>>120
115:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
誰よりも1が他人事な件について
116:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
近い近いwww
117:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>114
「歌仙、一緒に本読もっ???」
118:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>117
おまえ110だろwww
119:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
全ての小夜さにエロを文机の上に並べて差し上げろ
120:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
119に加えてシリアスなふいんき(←なぜか変換できない)で説教して差し上げろ!
121:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
「残念ながら私は小夜歌派でな…それ以外認めない」
122:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>114
差し上げろ!
123:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>114
差し上げろ!
124:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
刀年齢500歳ぐらいがおにゃのこにえろ本で説教うけるのかよ
ふぅ…
125:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>124
なんでだよwww
ふぅ…
126:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
つまり私は全ての小夜さにエロを文机の上に並べて差し上げてシリアスに歌仙に説教を!
よっしゃ!
無理!
127:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>126
何言ってんだ
安価は?
128:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>127
絶対!!!
129:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>127
絶対!!!!!
130:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
ぐっ、うぅ…このことは、絶対に忘れないぞ……
さてエロ本を回収しに歌仙の部屋戻るか
131:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
この1のノリの良さよ
132:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
さて1が戻るまでこのスレはどうしたものか
133:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>9
うp!うp!はよ!はよ!
鼻水出てきたわ!
134:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>133
服をwww着ろwww
135:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>132
エロ本は本丸の回り物
談 義 し よ う ぜ !
136:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
じゃあ和泉守と変わりばんこに世話になったご本を――
・・・・・・
文机の上にずらりと並んだ書物、それを視線に左から右へと辿った審神者はその唇より微量の空気を吐き出した。その額に浮いてもいない汗を拭う仕草、それと共に弧を描いていた唇。それをひくつかせる。
「いや……どうしよう、これ」
なるようになればよいと半ば諦め指示された通りの準備を終えた審神者は一人呟く、歌仙の部屋で。始まりの一冊、小夜左文字と女審神者の睦言が綴られた本をぺらりと捲る、そっと閉じる。頭を抱えた、そうして唸った。
部屋には審神者の唸り声が響くがそればかりで状況は変わらない。文机の上にはずらりと小夜さに本が並び、それの持ち主が歌仙兼定その刀であるということ。審神者は、頭を深く抱え直した。
「つまりあれか? あれなのか? 歌仙は私とお小夜をくっつけたい……のか?」
その独り言と共に絵柄のある紙面を捲くってみてはやはりとそっと閉じる。首を振った、何に対して振っているのか審神者とてよく分かっていなかった。
うんうん唸る声は響く、審神者の鼓膜とて自身のその唸り声を聞いている。そうして、その耳は足音さえ聞いた。この部屋へと向かって来ているであろう足音、そう歌仙兼定、彼の足音だ。
きゅっと引き結んだ唇、覚悟を決めたとばかりに審神者は文机の前に座った。一度顔を俯かせた後、できうる限りの重苦しい雰囲気を纏う。沈痛な面持ち、それで歌仙を出迎えたのであった。
「おや主……僕の部屋で何を?」
歌仙の視線は審神者の表情を見るばかりで文机の方には向かなかった。そのことはどうあれ審神者は僅か演技臭いものだとしても自身の首を一度左右に振り、何とも言い難いとばかりに薄く唇を開け、溜息の音だけを歌仙に聞かせる。
「主……?」
審神者の様子に歌仙とて彼女の目の前へと座り込んだ。それに内心どきりとしながらも審神者は先と同じように溜息を吐くことを繰り返し、そうして音を紡いで聞かせる。
「歌仙、あなたは私の初期刀でありもうずいぶんと長くお世話になってきたね……」
その言葉、歌仙は仄かに彼自身の肩を揺らした。深刻な声色のそれに言の葉に含まれた意味合いとその先を察したのだろう、彼の顔色は審神者の眼差しの先に蒼褪めていく。実には、そのような意味合いは一つも含まれていないとしてもだ。
「何故……僕はもう、きみには必要でないのかい……? せめて、せめて理由を教えてくれ」
「…………自身の胸に手を当てて、よく考えて」
歌仙は自身の下唇を噛んで対面する審神者と同じように沈痛な面持ち、その浅葱色を俯かせた。それをじぃと見た審神者は彼が見ていないままに視線を左右に泳がせ、そうして文机の上の書物を見やる。ちょっと空気が重い、そう感じながらも本題を口にせねばと身構える。明らか、唇も重い。そんな思いであった。
「歌仙、歌仙の部屋からエロ本を見つけました」
審神者の声は部屋に響いた。実際は兎も角、彼女自身には響いたように聞こえた。そうしてその響きさえ心臓に堪えた。
「……えろ……ほん……? すまない、それがどういうものなのか教えてくれないか」
「寧ろ私に教えて、いや、教えてくれなくてもいいです。兎に角、これ、これらですよ。これ」
俯かせていた視線は審神者の言葉のままに文机の上へと向かった。それを見届けた審神者の視線もまた文机の上へ。彼女は表紙に書かれている文字を見やりながら、首を振った。首を振る思いは誠のものだ。
「つまり、あれです。エロ本とは言わば物語集ですよ、春画の」
「……ぁあ、それらのことか。え、それらが理由なのかい?」
「平然としている、だと……!」
歌仙は沈痛な空気など無かったとばかりに首を傾げて審神者と視線を一致させる。それに審神者の方は困惑するばかりだ。
「いやいやいや、察しようよ。歌仙の欲しがっていた諸本を手に入れたからこっそり置いておこうとした私がこれらを見つけてしまった時の心持を……!」
「おや、もしかしてあの諸本を手に入れてくれたのかい? 嬉しいねえ」
「あっ、うん。喜んでくれてなにより……違う! そうじゃない違う!」
小首を傾げてまるで何も分からないといった風の歌仙に審神者はおもむろに一冊を手に取り表紙の文字を指差す、その人差し指がなぞる文字は小夜左文字×女審神者、だ。
「どういうことなの! 春画だとか、だったら良いの! 分からないのはこれ! そう、これなの!」
「分からない、とは。何を聞きたいのか僕にはさっぱりだが、よいものだよそれらは」
「聞いてない! そんな感想は聞いてない……!」
あまりにけろりとした歌仙の様子、審神者は己の頭を抱え込んでは分からない分からないと呻いた。そうしてそれを浅葱色にじぃと見つめていた歌仙、彼が衣擦れの音を聞かせる。
歌仙の手は、一冊の諸本を掴んでいた。そうして審神者が彼の動作に気付き顔を上げる時には既に、その腕を掴んでいた。
「え、何、何なの」
その言葉を聞き終えることもせずに歌仙は、何とも軽やかに審神者を自身の正座とした膝の上に乗せていた。勿論、審神者はあまりの突然のことに驚きを顕にした。けれども歌仙はそんな彼女の様子には気付かず、いや知らぬ存ぜぬとして片手に諸本を広げたのだ。さっと下げた審神者の視線、活字を捉えた。小夜さにの。
「分からないと言うなら、教えよう。この僕が」
「っ遠慮します!」
「おっと、……逃げることはない。ほら、大丈夫。主は雅を解する者だろう?」
尻を滑らせ歌仙の膝上より逃げ出した審神者、されどその体は完全と逃げることは叶わなかった。彼女の体は後背より歌仙にすっかりと抱き込められ、彼の片腕はその腹へと回され言わば彼女は拘束されている。
ひぇっとした小さな悲鳴。歌仙のもう片手、諸本を開いたそれが審神者の眼下、視界へと差し込まれた。
「っ私は遠慮すると」
「静かに」
ぴしゃりと歌仙は言い放った。それと共に、僅か腹に回されている腕にも力が入る。審神者はびくりと体を震わせ、そうして諦めたかのようにだらりと力を抜いた。それを感じたのか歌仙はどこか嬉しそうな空気を纏い始めている。
そうして、空気は歌仙の低く静やかな声に揺らされ始める。
「『部屋の薄影、火の灯された蜜蝋にぼんやりと浮かび上がる姿。それを小夜はその眼差しに見やる。熱を、情欲を、孕ませながら。』」
僅か審神者が身じろぎ遠ざけた顔先、彼女の耳元は歌仙の唇より距離を取ったが、そんなもの無駄だと言わんばかりに彼のそれは追い縋り同じようにその鼓膜を震わせるを続けた。
「『彼の視線の先に静かに息づく審神者はその四肢に一糸とて纏っていない。だから、響く衣擦れの音は小夜の為。そうして音はその喉仏を上下させた音、彼の小さな手は審神者の豊かなまろみへと触れた。』」
ぴくと震えたのは、歌仙の腕が僅かに持ち上げられた為だ。彼の腕に触れているのは衣服越しとはいえ審神者の胸元であった。
「『肌と肌の触れ合い、恐れながらのそれは指の腹が皮膚に埋もれることもない。だけれど肌をすべりと撫でた小夜の指に審神者は唇を薄く開き、艶に優しい声を零した。小さい響き、それでも確かと彼はその声を心へと響かせた。指先は、審神者の胸を持ち上げるように下方より埋められる。』」
「ぁっ、……!」
審神者の驚きの声、心許無い響き。彼女の下げた視線の先では歌仙は腹に回した腕の片手、指先を読み上げた文章を辿るが如くに胸へと触れ埋めさせていた。響きのそれに歌仙へと問うとしても、彼の唇が返事を紡ぐことはない。音は審神者に聞かせるに続くだけ。
「『短い喘ぎ、小夜の指先は離れた。けれど寸に触れさせる。小さな手全体を胸に強く押し当て、審神者の心の臓の脈打ちを感じ入った。数秒を後に、手の平摩ればそれはただに愛撫。審神者の唇は悩ましい吐息を零し、それは小夜へと降りかかる。まるで夜の帳。それは己を心地よく包んでくれると、小夜は彼女の声に追い縋り愛撫を繰り返す。』」
その唇は物語を辿り、その手さえ物語を辿る。絹地越しであろうと自身の心臓の脈打ちを知るために強く押し当てられ、そうして摩られては審神者は唇を引き結んで情けない声を漏らすのを耐えるに必死であった。
歌仙の吐息は審神者の耳をくすぐる。彼の朗読するそれの淫猥と重なり自身の体が熱を上げているのを確かと審神者は感じている。そうしてそれは己を抱きすくめている歌仙にさえ伝わっているのかもしれない、そう思えば審神者はその頬の紅潮をよりとさせ顔を俯かせる他無い。
ふっと、空気は転がされた。それにびくりと震えた審神者。彼女の耳元で笑み声を零した歌仙は視線の先に見えずとも唇で弧を描いていた。その唇は触れそうで触れない、その距離でまたと囁くように夜の伽話を紡ぐのだ。
「『熱を孕んだ審神者の呼吸は詰まる、小夜の指先がその胸の頂を力に摘んだ為に。』」
「ひゃっ……!」
きゅっ、と歌仙の指先は絹地の存在など気にしないとばかりに彼女のその場を摘みあげた。
「『……感じている?』」
「っぁ、……!」
「『愛いものだ……、そう呟いた小夜は摘み上げたそれを痛くはなかったかと撫ぜるが、それすらも愛撫となりて審神者はその四肢をか弱げにぴくりとさせる。眼差しは審神者の肌を辿り彼の視線の先、その両の腿は寄せ合わされたままにいじらしく震えていた。擦り合わされていた。』」
審神者とて歌仙が紡ぐものを辿るように四肢をぴくりとさせた。彼女を抱きすくめたままに歌仙はその浅葱色に装いに覆われた腿の辺りを見やる。体制は話とは異なる、されどその寄せられた両の腿が震えていることに間違いはなかった。
「『小夜の小さな手はひたりと審神者の腿に触れる。熱を、感じた。それはどちらのものかも知れぬ、どちらとて情欲に体を火照らせていたのだから。』」
「っ、かせ」
「『彼の手は、秘すとした狭間に触れた。』」
「ぁ、やっ……!」
「『指は秘裂を数度に滑る。音は水音、そこより響く』」
その読み上げ通り、歌仙の手は審神者の両腿の狭間へと差し込まれた。生肌ではない、けれども関係無い。そうと彼の指は心許無い彼女の制止の声など知らぬとばかりに上下に滑る。響く水音は、唇に紡がれずともくちゅくちゅと両者の鼓膜を震わせた。
「『ぷくりと膨れている劣情、小夜はそれを執拗に愛撫した。微かに触れるが如くに撫ぜれば不意打つように強く押し潰す、そうして爪先にかりかりと音はせずとも引っ掻くように。』」
「ぁ、や、ん……! んっ、んっ、っんあ! やっ、やっ、ふ、ぅう……!」
「『淫らで切なげな声は、身と心を喜ばせる。悦に寄せられた審神者の眉根、眼差し下げれば瞳の色を混じ合わせるが如く。揺れている、そうその色を見ながら小夜の指はつぷりと審神者の中へと仄かに埋められた。』」
「ひゃっ、ぅ!」
布地が在る為に歌仙の指は物語の通りにはならぬ、まったくもってその通りには。その指は布地を中へと押し込むように撫ぜり、音をつぷりと響かせた。
「『食まれる指、それを寸に抜き去る。』」
「んんっ……!」
「『乞う眼差し、それを知りながら小夜は自身の指の濡れ光をまじまじと見やり、そうしてふと笑った。ぴくんと震えた体、それを知ってか知らずか彼の指先はまたと愛撫を繰り返し始める。それは、審神者にとっては過ぎたる快感。』」
「あ! やっ、だめっ! やっ、ぁ、んっんんっ……!」
歌仙は審神者の制止の声も聞かずにただとぷくりと膨れたそれを愛撫している。人差し指で秘裂をなぞり上げ、下ろし、その合間に掻くようにして弾く。審神者の甘い声が短い間隔のものになってきたと知り、撫ぜり指には中指も加わった。敏感なそれを挟むようにして幾度と擦り上げ下ろし、彼女の耳をその吐息でくすぐることを続ける。
「んやっ! あっ! あっ! っひ、ぅ……! かせっ、ん……!」
「気をやればいい、そのまま」
「んっ、や、ぁああっっ!!」
最後、歌仙のその声はあまりに優しげに審神者の鼓膜を揺らした。
声と共に強く押し撫でられた審神者は、両腿の狭間に歌仙の手を差し込ませたままに体をびくびくと震えさせその言葉のままに気をやった。
読み聞かせていた諸本は傍ら、そっと置かれた。くたりとした審神者の体は歌仙の腕に支えられている。呼吸さえ覚束ないとばかりな彼女の様子を見やりながらも、歌仙の手は後の隔てをするりとその脚より抜き去った。審神者は仄かに霞んだ思考でもそれに身じろぐ。
互いの装いはほとんど着崩れていない。だというに、審神者のその秘すとした場所は儘に歌仙が触れるを許す。
「ぁ、やっ」
「濡れているね、ししどに」
その潤みを確認するかのように指の腹は撫でる。くちゅくちゅと音。無理も無い、今の今に絶頂を迎えたのだ。しかしと、腿に滴る蜜さえも歌仙の指はなぞった。
審神者は、薄ぼんやりと自身の肌を突く歌仙の猛りに気付いていた。
「主、畳に膝立ちになってくれるかい。…………そう、それでいい」
言の葉の促しのまま、歌仙の望むような体制となった審神者は不安げに後背の彼を見やった。しゅるりと、音。歌仙の手が寛げる様を察し、慌てたように彼女は前方へと向き直る。歌仙の静かな笑み声に審神者の鼓膜は震えた。
期待と、不安。後者の割合は少ない。けれど、その行為を儘に許すわけにはと審神者の心は迷っている。迷っているが、そうと言の葉に紡がない。
だから、そう、熱はぬるりと彼女を撫ぜた。
「ひっ、ぁ……!!」
敏感となっている箇所に触れた熱に審神者は思わずと体制を崩し、その身は畳の上へと伏せる。彼女の伏せた体へと歌仙は覆い被さっていた。そうしてゆるゆると揺れれば腿の狭間にあるものがぬるぬるとその場を滑り彼女を善がらせるのだ。
「だめっ、ぁ、あ……! いれちゃっ……!」
びくびくと脚を震わせながら、審神者は首を振った。それに歌仙は唇を彼女の耳元へ寄せると言の葉を紡いで聞かせる。
「身を強張らせる必要は無い、穿つことはしないよ。此度は」
「っ、ぁ、んっ、ほ、ほんとうに……?」
「ああ、約束しよう。……ただ、そう……もう少し、腿に力を」
その言葉の後、歌仙は審神者の耳をかぷりと食んだ。反射、審神者はその腿を寄せ合わせる。そうすれば当然とそこに在る熱、歌仙の猛りは甘い悦に苛まれた。
ぬち、と音。その短い水音を追うように歌仙の腰は揺すられ、性器同士を撫ぜ合わす淫らな行いに音はぬちゅぬちゅと響き始める。また審神者の唇は彼女自身の手で覆われているが、その下よりくぐもった喘ぎが聞こえてくればそれは歌仙の熱を昂らせるに他ならない。
「ああ、心地いいね……!」
「ひゃっぁんっ!」
ずりゅんっ、と言葉と時を同じに強く擦られ審神者はその体を跳ね上げた。だけれど彼女の体には歌仙が覆い被さっているために逃げ場など無い。また悦も逃げることなく彼女の体の内に酷く響いていた。
「っ、よいものだ。あるじ、きみはどうだい?」
「ぁ! あっ、あ! そっ、んなっ……!」
問う間にも歌仙はその腰を揺することを止めない。だから審神者の唇は彼が望む言葉を紡ぐをしない。そうとあってもそれを知りながら、歌仙は彼女を善がらせながらの返答への促しをする。
前から差し入れられた歌仙の手は、撫ぜ摩っていたその膨れを指先にいじった。
「っひ……! ぃ、んっ……!」
「ぁっ、く……! ふ、……あるじ……?」
「ぁ、う……! ぃい! いいのっ! だからっ、だからそれぇ……!」
びくびくと震えながら審神者が腿を寄せるものだから、歌仙とて肉を圧迫されるその心地に酔い痴れる。互い、唇を寄せることはなくとも熱い吐息を空に混じり合わせていた。
腰を揺すられ、肉で肉を擦られる度に背筋には悦とした感覚が駆け巡る。その背中の重み、不意に軽くなる。喘ぎながらもそうと知った審神者、覆い被さるそれから上体を起こした歌仙にまさかと行為の終りを思い内心に残念に思った。そう、彼女は疾うに淫らな行為に溺れている。
「かせん……」
名を呼んだその響き、歌仙は自身の口辺が笑みの形を取るのを分かっている。審神者の不安を拭うとして、上体を起こしたそれでも彼の腰は変わらずに揺すられ、審神者に甘い痺れを与え続けた。
「あっ、ぁあっ、ぃやっ……!」
「っ嫌だとは、口だけだな……きみは」
「ぅうっ……! かせんっ、かせんっ……!」
「っ……! は、ぁぁ……、あるじ、触って……」
歌仙の言葉、思わず何を触れというのかと薄ぼんやりとしながらも審神者は問い返そうとした。しかし問いかけの前に彼女の腰は彼に支え直される。反ったそれが押し撫ぜるのは。
「やっ! あっ!」
「っく! ぁ、あるじっ、あるじっ」
その答えを教えるように、鈴口は陰核を突き押す。ちゅっちゅっと口付けるように先割れはぷくりと膨れた彼女のそれに何度も打つけられる。
「だめっ! だめぇっ! 突かないでっ! きもち、いいのっ……!!」
それに酷く感じながら、それでも制するように審神者は自身のその場へと両の手の平をやる。手の平に、歌仙のそれを撫で留めた。しかしそうなれば歌仙の張り出しが突くのは審神者の手の平だ。ずちゅずちゅと股の間を滑らせた肉は意図的に彼女の手へと勢いに打つけられる。その悦は歌仙の腰を震えさせまたあまりに強く早く擦り上げられるために審神者とて腰を震えさせた。
「あっ、あ! っぅ、あ……! めっ、だめっ……! イッちゃう! イッちゃ……! かしぇっ、かせんっ!」
「あるじっ、あるじっ! きみがっ、きみが好きだっ! あるじっ!」
「かせんっ、ぁ、やっ、ぁあんっ!!」
何も咥え込んでいないとしてもきゅぅきゅぅと中は締まった。耐え切れない快感にぎゅうぅっと腿を強く寄せ、びくりびくりと審神者は体を痙攣させる。さすれば歌仙とて強く圧迫され、儘に腰に甘い響きを感じていた。それは限界だ。
「あるじっ、あるじっ! でるっ、でるっ……!」
再びと歌仙は審神者の体を強く抱き込み、びゅるっ、びゅるると精液はその胎にぶちまけたいと思われながらも彼女の手の平に向け吐き出され、あまつさえ装い越しに彼女の腹を打った。
互い、体を小震いさせながら快楽の余韻に浸っていた。
そうして僅かな時の後。くたりとした身、一人と一振り。熱はぼんやりとそこに未だ燻っているとしても、行為の名残さえ拭い着崩れを直しそこに在る。
「…………分からない、分からない……結局、歌仙はなんなの……?」
部屋には、審神者の呟きが小さく響いた。それは勿論歌仙の耳にも入る。彼女のその言葉、彼は首を傾げていた。
「? 僕は刀だ。之定が一振り歌仙かね――」
「違う、そうじゃない。……つまり、オナニーに付き合った状態なの、なんなの……」
「はあ、おなにぃ……?」
「自慰だよ、自慰。お小夜と交ぐわえと促してるかと思ってこれだったから……」
「誰も交ぐわえだなんて言ってないが。きみはお小夜を抱く或いは抱かれるつもりだったのかい?……いくら相手がお小夜でも許し難いが」
「……はあ?」
「夜伽相手が欲しいなら僕を呼んで欲しいものだ」
「…………はあ?」
審神者とて首を傾げた。だから、一人と一振りは同じように首を傾げながら見合っている。
「……えっ、歌仙×審神者なの……?」
「計算ごとは苦手だ……かけるとは乗算だったかい? つまり、どういう意味だろうか……」
「だって、同人誌はどれも小夜さにだった。歌仙と女審神者無かった」
審神者の眼差しは文机の上、未だそこに並べて差し上げた小夜さに本に。歌仙は彼女のその眼差しと文脈に察したようで、傾げられた彼の首は元通りとなった。
「それとこれとは話が別さ。そこにきみはいないのだからね。僕とて、そこに在ったとしても僕ではない」
「つまり、話が別であると」
「そういうことさ」
「……紛らわしいと! 思いますっ!」
声を上げる審神者の視線の先、歌仙は藤花色の髪を指先に遊びながら彼女へとどこまでも優しげで愛しいとばかりな眼差しを返してやった。そうして歌仙のそれはとろりと蕩けてしまいそうな笑みだ。
「僕は言ったことだよ、きみが好きであると」
「っ!」
審神者はその言葉、淫らな行為さえ思い返してカッと頬を紅潮させる。その様さえ愛しいと、歌仙はするりと指先で彼女の頬を撫でた。
「それにだ、自身で絵空にきみを浮かべるほうが捗ると思わないかい」
言葉、その意。察した審神者は、言葉を詰まらせた。
外では雀が朝ではないがチュンチュンと鳴いていた。
・・・・・・
952:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ところで神サークルの新刊はゲットしたか諸君!
953:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>952
巨乳審神者におれの股間が真剣必殺、よいものであった…
954:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ちっぱいもそれはそれで好きだ!しかし!しかし!
たわわなそれの包容力!包容力!
955:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
人も刀もおっぱいも大きいことは良いことだ!!!
956:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
おれの神威が高まります!
957:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>954>>955>>956
短刀諸君、着席
958:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
(´・ω・)
959:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
なんでこのスレこんな伸びてるのwww
960:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
雅!雅の主じゃないか!
961:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
ノシ
962:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
ノシ
一応、報告に来たよー
963:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
待ってました!
964:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
( ^o^)ノ-=ニ=一=三 服
965:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
服をwww脱ぐなwww
966:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
>>964
ほら!ほらこれ着て!
つ靴下
967:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
やはり靴下だけを差し出す1www
968:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
はよ!報告(いみしん)はよ!
バンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄ ̄
969:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
970:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
結局まとめると、
うちの歌仙は小夜さにが推しカプではあるしかしそれとこれとは話が別であった
そういうことです
971:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>970
つまり…どういうことだってばよ…?
972:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
>>971
そ う い う こ と で す
973:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
∧ ∧
(・∀ ・)
ノ( )ヽ
< >
974:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>973
∧_∧
( ´・ω(ニ0=ニ(()____.
( 、つヮっ―'''''''''' ̄ ̄ ̄
⊂_)/ 〉 :: :::\
''''''''''''''/:: 〈 /
975:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
\ /
_ `゙`・;`' _バチュ--ン
`゙`・;`
/ `´ \
∧ ∧
(・∀ ・)
ノ( )ヽ
< >
976:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
∧ ∧
(・∀ ・) <何だっけ
ノ( )ヽ
< >
977:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
∧_∧
よし!( ´・ω(ニ0=ニ(()____.
( 、つヮっ―'''''''''' ̄ ̄ ̄
⊂_)/ 〉 :: :::\
''''''''''''''/:: 〈 /
978:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
いやしかしつまりあれだ
ゆうべはおたのしみでしたね
あれこれ大丈夫かセクハラになるか(;´Д`)
979:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>978
今更じゃね?
980:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
今さらか
981:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
報告おわり!
それでよければ皆に聞きたいんだけど…
982:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なんだなんだ
983:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
聞くとはいっても残り少ないぞ?
984:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
梅!
985:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>984
おいwww梅ヤメロwww
986:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
梅!
987:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
で、1よなんだ
まだ何か問題でも残ってるのか?
989:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
いや問題はないんだけど、たぶん
990:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
なんだ夜戦(いみしん)の相談か?
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
991:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>990
いいからその短刀しまえと
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ
992:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>990>>991
検非違使さーん!!!
993:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
もったいぶってないで!はよ!!
バンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄ ̄
994:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
そうだ靴下一枚は寒いぞ!!!
995:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
>>994
だから服を着ろとwww
996:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
夜 の 一 騎 打 ち の 話 で す か?
997:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
文化人ではあるが体格はしっかりしており、力づくでどうにかする悪癖がある
悪 癖 が あ る
998:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
股 を 差 し 出 せ
999:以下、名無しに代わりまして審神者がお送りします
おい残りが
1000:以下、名無しに代わりまして雅の主がお送りします
いや、あれだ
おすすめの小夜さにサークル教えて
小夜さには、よいものです…
1001:1001:Over1000Thread
このスレッドは1000を超えました
新しいスレッドを立ててください
・・・・・・